しょしん君🔰ETC2.0にすると高速代が安くなるって聞いたんですけど、ホントなんですか?
いるカーホントだよ🐬
ただ「どこを走ったら安くなるのか」まで知ってる人は、けっこう少ないんだ。
「ETC2.0=なんとなくおトク」
そのイメージだけが先に広まってる感じ、ありますよね。
でも実際は、どこを走ったときに、いくら安くなるのかまでは、あんまり知られていません。
じつは自分、仕事で圏央道を厚木から埼玉・茨城のあたりまでけっこう走ってたんですけど、割引のことなんて1回も気にしたことなかったんですよね(笑)
で、今回あらためて公式の料金表を調べたら……
その区間、ばっちり割引の対象でした。
気づいてなかったけど、勝手に安くなってた。
というか、気づかないのが普通なんです。理由は記事の中で説明します👍
サイコロ@426毎日その区間を走ってたのに、まったく気づいてなかった(笑)
いるカーそれでいいんだよ🐬
対象区間なら、意識しなくても勝手に効いてるから。
この記事は、2026年9月時点のNEXCO各社・ETC総合情報ポータルサイトの公式情報をもとにまとめています。
「なんとなくおトク」ではなく、対象区間と実際の金額まで出していきます。
🩺 まず判定!あなたのETC2.0、割引効いてる?
細かい話の前に、まずここだけ。
3つの質問に答えてみてください。
| 質問 | YESなら… |
|---|---|
| ① 圏央道・新湘南バイパスを走る | ✅ 割引の対象 |
| ② 東海環状自動車道を走る | ✅ 割引の対象 |
| ③ 関西で第二京阪道路を走る | ✅ 条件つきで対象 |
ETC2.0だけが安くなる割引は、この3つだけです。
逆に言うと、ここに当てはまらない人は「2.0でも1.0でも料金は同じ」ということ。
1つでもYESがあった人は、もうすでに割引を受けている可能性が高いです。
申請も手続きもいりません。
しょしん君🔰あ、①だ!
圏央道けっこう使うんですけど、なにか申請とかいるんですか?
いるカーなにもいらないよ。
「安くしてください」って言う場所もない。
ETCレーンを無線で通れば、あとは自動で計算されるだけ🚗
🛣️ ① 圏央道・新湘南バイパスのETC2.0割引
3つのなかでいちばん対象者が多いのがコレ。
首都圏をぐるっと囲む圏央道が、まるごと対象になります。
🗺️ 対象区間は「圏央道のほぼ全線」
公式の表記はこうです👇
圏央道(茅ヶ崎JCT〜海老名南JCT、海老名〜木更津JCT)
新湘南バイパス(藤沢〜茅ヶ崎JCT)
……正直、これだけ見ても分かりにくいですよね(笑)
この「海老名〜木更津JCT」というのは、圏央道をぐるっと一周する向きのこと。
神奈川から時計回りに、東京・埼玉・茨城・千葉を通って木更津まで、という意味です。
つまり、ざっくり言うと圏央道はほぼ全線が対象。
| エリア | 代表的なIC・JCT | 対象 |
|---|---|---|
| 神奈川 | 茅ヶ崎・海老名・厚木・相模原 | ⭕️ |
| 東京・埼玉 | 八王子・入間・鶴ヶ島・桶川 | ⭕️ |
| 茨城 | 境古河・つくば中央・稲敷 | ⭕️ |
| 千葉 | 神崎・松尾横芝・木更津東 | ⭕️ |
しょしん君🔰え、埼玉とか茨城の圏央道も対象なんですか?
神奈川のあたりだけかと思ってました💦
サイコロ@426自分もそう思ってた(笑)
でも公式の料金表に「入間⇔境古河」も「つくば中央⇔神崎」もちゃんと載ってるんだよね。
💰 で、実際いくら安くなるの?
ここがいちばん知りたいところですよね。
圏央道はもともと「大都市近郊区間」という高い単価(普通車で29.52円/km)。
それをETC2.0車だけ、安いほうの単価(24.6円/km)で計算し直してくれるのがこの割引です。
公式に出ている料金例がこちら(普通車)👇
| 区間 | 距離 | ETC2.0以外 | ETC2.0 | 差 |
|---|---|---|---|---|
| 大井松田⇔相模原 | 44.9km | 1,500円 | 1,390円 | −110円 |
| 入間⇔境古河 | 62.1km | 2,180円 | 1,850円 | −330円 |
| つくば中央⇔神崎 | 34.4km | 1,280円 | 1,100円 | −180円 |
| 松尾横芝⇔木更津東 | 59.0km | 2,070円 | 1,750円 | −320円 |
軽自動車も同じように安くなります。
たとえば入間⇔境古河なら1,780円 → 1,510円です。
区間によって差が大きいのは、安くなるのが圏央道を走った分だけだから。
大井松田⇔相模原のように東名を含むルートだと、東名の部分は通常料金のままなんですね。
1回あたりだと数百円。
「思ったより少ない」と感じるかもしれません。
でも、たとえば入間⇔境古河を月に20回走る人なら、330円×20回で月6,600円。
これくらい走る人にとっては、けっこう大きい金額です。
ETC2.0の車載器は、1.0より1万円ほど高いのが相場。
でも対象区間を毎日のように走るなら、その差額は数か月で取り返せる計算になります。
逆に、圏央道を年に数回しか走らないなら、割引だけを目当てに2.0を選ぶ意味はうすいです。
そこは正直に書いておきます😉
▼対象区間と参考料金の公式ページはこちら📌
圏央道割引|ETC総合情報ポータルサイト
▼車載器の値段や選び方はこちら📌
ETC車載器のおすすめ3選|1.0・2.0を比較してセットアップ込みの買い方まで
🏯 ② 東海環状自動車道のETC2.0割引
中京圏にも、ETC2.0限定の割引があります。
ただし、対象は東海環状自動車道だけです。
こちらも仕組みは圏央道と同じ。
ETC2.0車だけ「地方部の単価(普通車24.6円/km)+1回150円」で計算し直してくれます。
「新名神も対象」と書いてあるサイトを見かけますが、これは間違いです。
NEXCO中日本のETC2.0割引は、東海環状自動車道が対象。新名神は含まれません。
ちなみに、以前あった「東海環状自動車道連続利用割引」は2021年4月30日で終了しています。
古い情報が残っていることが多いので、そこも注意です。
▼東海環状のETC2.0割引の公式ページはこちら📌
ETC2.0割引(東海環状自動車道)|NEXCO中日本
いるカーここ、間違って書いてるサイトが本当に多いところ💦
「東海環状だけ」って覚えておけばOKだよ。
🌉 ③ 関西・第二京阪道路の「大阪都心流入割引」
「ETC2.0の割引って関西にはないの?」
これ、けっこう検索されています。
答えはあります。
ただし、圏央道みたいな「単価が安くなる割引」とは形がちがいます。
関西には、大阪の中心部を通らずに迂回した人に適用される「大阪都心流入割引」という制度があります。
この割引、ETC2.0車だけ対象になる範囲が広いんです。
▼ 通常のETCが対象になる走り方
- 第二京阪道路(巨椋池IC以南)を発着する場合のみ
▼ ETC2.0だと、ここまで広がる
- 上の条件はそのまま対象
- 巨椋池本線料金所より北を発着する場合も対象
- 第二京阪以外の道路から、久御山JCT・八幡京田辺JCT経由で第二京阪を通過するだけでも対象
ざっくり言うと、「第二京阪を通り抜けるだけの人」もETC2.0なら割引に入れるということ。
京都方面から大阪の南側・奈良方面へ抜けるようなルートを使う人は、確認する価値があります。
▼対象ルートの詳しい図はこちら📌
近畿圏の新たな高速道路料金|NEXCO西日本
サイコロ@426ここは自分が走ったことないエリアだから、条件だけ置いておくね。
詳しい対象ルートはNEXCO西日本の公式で確認してほしい🙏
❓ ETC2.0なのに「割引されない」のはなぜ?
「ETC2.0にしたのに安くなってる気がしない」
これ、めちゃくちゃ多い悩みです。
原因は、だいたい次の4つのどれかです。
① そもそも対象区間を走っていない
いちばん多いのがこれ。
東名も名神も中央道も、ETC2.0の割引はありません。
上で紹介した3つの区間を通っていなければ、料金は1.0とまったく同じです。
② ETC無線通信で通っていない
割引の条件は「入口も出口もETCレーンを無線で通ること」。
カードを手渡ししたり、一般レーンを通ったりすると、その時点で対象外になります。
③ 他の割引と重ならない
ETC2.0割引は、他のETC割引や障がい者割引と重複して使えません。
両方の条件を満たしたときは、安くなるほうが自動で適用されます。
なので「損はしないけど、二重には安くならない」というイメージです。
④ 割引を使わないほうが安い場合
ちょっと意外なんですが、計算し直した料金のほうが高くなるケースもあります。
その場合はETC2.0割引が適用されず、通常料金のままになります。
これも「損はしない」仕組みですね。
🤔 そして最大の勘違いがコレ
じつは料金所の表示器やETC車載器には、割引後の金額が表示されません。
これ、公式にちゃんと書いてあります。
だから「あれ、割引されてなくない?」と思ってしまうんですね。
自分が何年も気づかなかったのも、たぶんこれが理由です(笑)
実際に割引されたかどうかは、ETCマイレージサービスなどの利用明細で確認できます。
その場で分からなくても、後からちゃんと反映されているので安心してください。
あと、中古車を買ったり車載器を載せ替えたりしたときは再セットアップが必要です。
車の情報と車載器の情報がズレていると、正しく判定されません。
🍙 道の駅の一時退出(※これは「割引」ではありません)
ETC2.0の話でよく出てくるのが、この一時退出。
高速をいったん降りて道の駅で休憩しても、降りずに走り続けたのと同じ料金になるという仕組みです。
ただし、これは料金が安くなる「割引」ではありません。
「降りても損しない」だけで、金額そのものは変わらないんですね。
🚧 条件がけっこう厳しい
これは国と各高速道路会社がやっている社会実験で、条件がしっかり決まっています。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 対象の場所 | 全国29か所の道の駅のみ |
| 時間 | 退出から2時間以内に再進入 |
| 再進入するIC | 降りたのと同じICから |
| 方向 | 順方向のみ(Uターン不可) |
| 立ち寄り | 指定の道の駅に必ず立ち寄る (出入口付近のETC2.0アンテナの下を通過する) |
| ETCカード | 全行程で同じカードを使う |
もともとは3時間だったんですが、2022年7月1日から2時間に短縮されています。
📡 いちばん見落としやすいのがココ
条件のなかで、うっかりやりそうなのが「立ち寄り」の部分です。
道の駅の駐車場に入るだけでは足りません。
出入口付近に立っている「ETC2.0アンテナ」の下を通過する必要があります。
このアンテナの下を通ることで、車載器と通信して「立ち寄った」という記録が残る仕組み。
買い物のレシートを見せたり、誰かに申告したりは必要ありません。
ただ、アンテナの位置は道の駅ごとにバラバラなんです。
入る向きが決められている道の駅もあります。
せっかく寄ったのに割引が適用されなかった、なんてことにならないように、出かける前に公式ページの地図で通るルートを確認しておくのがおすすめです👍
対象は「休憩施設が25kmくらい離れていて、ICから2km以内に道の駅がある場所」。
猪苗代磐梯高原IC、五霞IC、桶川北本IC、木更津東ICなどが対象になっています。
ガソリンスタンドやコンビニに寄るための一時退出は対象外です。
あくまで「指定された道の駅」に立ち寄る場合だけの制度です。
しょしん君🔰29か所だけなんですね……
近くにあったらラッキー、くらいの感覚かも💦
正直、自分も一度も使ったことがないです(笑)
使うつもりで走るというより、ルート上にたまたまあったら使えるくらいに考えておくのがちょうどいいと思います。
対象の道の駅は入れ替わることがあるので、出かける前に最新の一覧をチェックしてみてください。
▼対象29か所の一覧・条件はこちら📌
「賢い料金」社会実験(道の駅の一時退出・再進入)|ETC総合情報ポータルサイト
❌ ETC2.0でも安くならないもの
ここも誤解が多いところ。
「2.0だから安くなる」と思われがちだけど、実は関係ないものをまとめます。
| 割引 | ETC2.0だと? |
|---|---|
| 深夜割引 | 通常ETCとまったく同じ |
| 休日割引 | 通常ETCとまったく同じ |
| 平日朝夕割引 | 通常ETCとまったく同じ |
| 二輪車定率割引 | ETC・ETC2.0どちらでもOK |
時間帯の割引は、ETC2.0だから優遇されるということはありません。
1.0でも2.0でも条件は同じです。
🌙 深夜割引の見直しはどうなった?
「深夜割引が変わるらしい」という話、聞いたことある人も多いと思います。
内容としては、こんな見直しが予定されています👇
- 適用時間帯が0時〜4時 → 22時〜翌5時に拡大
- その時間帯を走った分だけが3割引(22時台に出た場合は2割引)
- その場で安くなるのではなく、ETCマイレージなどへの後日還元に変更
- 割引の対象になる距離に上限ができる
ただ、この見直しは何度も延期されていて、2026年9月時点でも運用開始日は決まっていません。
NEXCO各社の公式も「決まり次第お知らせします」という案内のまま。
つまり今のところは、従来どおりの深夜割引が続いている状態です。
いるカーここもETC2.0は関係ないところ。
「2.0にすれば深夜が安くなる」はないから、そこは期待しないでね😉
🏁 まとめ|自分が対象区間を走るかどうか、それだけ
長くなったので、ぎゅっとまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| ✅ 割引は3つだけ | 圏央道・新湘南バイパス/東海環状自動車道/第二京阪(大阪都心流入割引) |
| 🛣️ 圏央道はほぼ全線 | 神奈川から埼玉・茨城・千葉まで対象。普通車で1回100〜330円ほど安くなる |
| 🚫 新名神は対象外 | 中京圏は東海環状自動車道のみ |
| 👀 気づけないのが普通 | 料金所の表示器には割引後の金額が出ない。明細で確認できる |
| 🍙 道の駅の一時退出 | 割引ではなく「降りても損しない」制度。全国29か所・2時間以内・同一IC |
| 🌙 時間帯割引は同じ | 深夜・休日・平日朝夕はETC2.0でも1.0と同条件 |
結局のところ、判断はシンプルです。
対象区間をよく走る人には、ETC2.0の割引はしっかり効きます。
逆に走らない人にとっては、割引を理由に2.0を選ぶ意味はうすいです。
自分みたいに仕事で圏央道を走っていた人は、気づかないうちにずっと割引を受けていたことになります。
知らなくても損はしていなかった、というのがちょっと面白いところ(笑)
割引以外の部分(渋滞情報や逆走注意など)で2.0を選ぶかどうかは、また別の話。
そのあたりは1.0との違いをまとめた記事で比べてみてください👍
しょしん君🔰自分が対象区間を走るかどうか、それだけ見ればいいんですね!
スッキリしました🎵
※この記事は2026年9月時点の、NEXCO東日本・中日本・西日本およびETC総合情報ポータルサイトの公式情報をもとにまとめています。
対象区間・条件・料金は変更される場合があるので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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