「ETC2.0ってよく聞くけど、普通のETCとどう違うの?」
そんな疑問を持っている人、実はかなり多いんです。
実はETC2.0は、一部の高速道路で“限定割引”が使えるおトクなシステム。
この記事では、そんなETC2.0割引の内容・条件・対象道路をわかりやすくまとめていきます!

お得になるなら、2.0の方がいいのかな?って思うよね🐬
実はその通り!“限定割引”があるのはETC2.0だけなんだ。
まだ知らない人も多いから、ここでまとめてチェックしていこう〜!
- 🛰️ ETC2.0とは? 通常ETCとのちがいと、進化したポイントがわかる
- 🛣️ 圏央道・東海環状道などの限定割引 の内容と条件がわかる
- 🔄 迂回利用割引 で“渋滞を避けても損しない”仕組みが理解できる
- 📊 割引の対象区間・割引率・注意点 を表でチェックできる
- ⚙️ ETCとETC2.0の比較 で、どっちを選ぶべきか判断できる
- ⚠️ 割引が適用されないケース や、車載器の再セットアップの注意点がわかる
- 🔗 最新情報の確認方法 と、NEXCO公式リンクの探し方がわかる
🟦 ETC2.0とは?
ETC2.0は、従来のETCに「通信機能」を追加した新しいタイプのシステム。
走行中に道路情報を受け取ったり、渋滞情報をリアルタイムで取得できるのが大きな特徴です。
🚘 通常ETCとのちがい
項目 | ETC | ETC2.0 |
---|---|---|
通信機能 | なし | あり(道路情報・渋滞情報取得) |
割引対象 | 一部共通 | 一部「ETC2.0限定割引」あり |
車載器価格 | 安い | 少し高い |
将来的な主流 | 廃止方向 | メインへ移行中 |
また、ETC2.0車載器は本体に「2.0」ロゴが入っていることが多く、型番でも確認できます。
新車ではすでに標準装備になっているケースも増えてきました。
🟩 ETC2.0だけの割引一覧(2025年版)
ETC2.0だからこそ使える“特別な割引”があるって知ってた?😳
対象区間や条件は限られているけれど、正しく使えば確実におトク!
2025年10月時点で実際に使われているETC2.0の割引制度を、わかりやすく整理して紹介します☝️



対象区間や条件をしっかり確認して、ドライブをもっとおトクに🙌
🚘 ① 圏央道割引(最大約20%OFF)
対象会社:NEXCO東日本・中日本
首都圏をぐるっと囲む「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」で実施されている割引。
ETC2.0車載器を搭載していれば、全日・全時間帯で普通車・軽自動車ともに最大約2割引が適用されます。
対象区間(代表例)
区間 | 対象エリア | 備考 |
---|---|---|
八王子JCT〜海老名JCT | 中央道・東名間の接続部 | 首都圏主要ルート |
久喜白岡JCT〜つくばJCT | 東北道・常磐道間 | 茨城・埼玉エリア |
境古河IC〜つくば中央IC | 茨城県西部 | 一部区間で適用 |
割引率:約20%(普通車・軽自動車等)
対象時間:全日・全時間帯
条件:
- ETC2.0車載器を利用
- 上記区間を含む通行経路
- 入口・出口ICが対象範囲内



💡 通常ETCでは割引されません。
割引は“経路判定”で自動的に適用されます👍
🛣️ ② 東海環状道・新名神など中京圏の割引
対象会社:NEXCO中日本
中京圏でも圏央道と同様の**経路割引(最大約20%OFF)**が実施中です。
対象区間(代表例)
区間 | 対象エリア | 割引率 |
---|---|---|
豊田東JCT〜美濃関JCT | 東海環状自動車道 | 約20%OFF |
新名神(亀山西JCT〜草津田上IC) | 滋賀・三重県区間 | 約20%OFF |
条件:
- ETC2.0車載器を利用
- 対象区間を含む通行経路
- 時間帯制限なし(全日適用)



🚗 中京圏をぐるっと移動するドライバーには特におすすめ。
通常ETCではこの割引は適用されません☝️
🔄 ③ 迂回利用割引(再流入でも通行料が継続)
対象会社:NEXCO東日本・中日本・西日本
渋滞や事故などで一度高速を降りても、ETC2.0なら通行料を一続きとして扱う制度。
つまり、「降りても損しない」仕組みです💡
条件
- ETC2.0車載器を利用
- 一般道に一時退出し、2時間以内に同一路線へ再流入
- システムが自動的に経路を判断して通行料を継続
対象例
区間 | 退出IC | 再流入IC | 備考 |
---|---|---|---|
東名高速 | 御殿場IC | 裾野ICなど | 渋滞・事故回避時 |
中国道〜山陽道 | 宝塚IC | 神戸JCT | 連続走行として扱い |
中央道 | 相模湖IC | 上野原IC | 事故などによる迂回対応 |
🛣️ 例:東名高速での迂回利用
たとえば、東名高速を走行中に「御殿場JCT〜裾野IC間」で事故渋滞が発生したとします。
1️⃣ 一度、御殿場ICで高速を降りて国道246号を通過
2️⃣ 裾野ICから再び東名高速に乗る
→ 通常のETCなら「2回分の料金」になりますが、
→ ETC2.0なら“1回分の連続走行”として扱われる!
🚗 通常ETCの仕組み(リセットされるタイプ)
たとえば👇のように走ったとする。
1️⃣ 東名高速「東京IC」から乗る
2️⃣ 渋滞を避けるため「御殿場IC」で降りる
3️⃣ 国道を走って「裾野IC」から再び東名に乗る
この場合、通常のETCでは👇のように2回の別計算になる:
区間 | 計算方法 | 備考 |
---|---|---|
東京IC〜御殿場IC | 1回目の走行 | ここで一度精算される |
裾野IC〜目的地 | 2回目の走行 | 新たな入口として再計算 |
つまり、“通しで走っていたら距離割引が効いていた部分”がリセットされてしまう。
その結果、合計金額がやや高くなるケースがある💦
🔄 ETC2.0の仕組み(継続扱いタイプ)
ETC2.0では、上記のように短時間で一般道を通過した場合でも、
「この人は渋滞を避けただけだな」と判断して、通しの走行として扱ってくれる。
つまり、
東京IC → (御殿場で一時退出)→ 裾野IC → 名古屋IC
このルートを1本の走行として計算してくれる
その結果、
距離割引や経路割引がリセットされずに済む=おトクになる仕組み💡
・渋滞や事故情報をナビで確認して“安全に迂回”したい時
・トイレ・食事などで一時的に一般道へ出たい時



“長距離割引”が途中で切れちゃうともったいないよね💦
ETC2.0は“渋滞で降りても損しない”ように、ちゃんと考えられてるんだ〜!!
🚦 ④ 一部の社会実験・期間限定割引(参考)
国交省とNEXCOによる地域限定の社会実験割引も、ETC2.0限定で行われることがあります。
例:東北道の観光促進キャンペーン(過去実施)など。
ただしこれらは期間限定・エリア限定のため、最新情報は各NEXCO公式ページで確認が必要です。
👉 NEXCO東日本の「ETC2.0割引」公式ページ
👉 NEXCO西日本の「ETC2.0割引」公式ページ
👉 ETC総合情報ポータルサイトの「一時退出・再進入:使える・広がるETC」社会実験紹介ページ。
🟨 割引適用条件まとめ表
割引名 | 対象道路 | 条件 | 割引率 / 内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|
圏央道割引 | 首都圏圏央道 | ETC2.0搭載車 | 約20%OFF | 全日適用 |
東海環状割引 | 中京圏一部区間 | ETC2.0搭載車 | 約20%OFF | 全日適用 |
迂回利用割引 | 一般道に一時退出後、再流入 | ETC2.0限定 | 通行料継続扱い | 渋滞・事故時など |
🟧 通常ETCとの違いを比較
ETC2.0は“ただの後継機”じゃなくて、仕組みそのものが進化しています。
「どこが違うのか?」をわかりやすくまとめました👇
🚗 ETC vs ETC2.0 比較表
比較項目 | 通常ETC | ETC2.0 |
---|---|---|
割引制度 | 一般割引(深夜・休日など) | +限定割引(圏央道・迂回利用など) |
通信機能 | なし | あり(道路情報・渋滞情報・経路判断) |
一時退出の扱い | 一度リセットされる | 通し計算扱い(迂回割引など) |
ナビ連携 | 一部機種のみ | 高速・一般道をつなぐ経路案内が可能 |
車載器価格 | 比較的安い | 少し高め(機能付き) |
将来性 | 旧型(今後縮小予定) | 新標準(新車は2.0搭載が主流) |
🛣️ どう違うの?簡単に言うと…
ETCは「料金精算機能」がメイン。
一方、ETC2.0は「情報を使ってドライブをサポートするシステム」。
つまり、
「支払いの自動化」→「運転そのものの快適化」に進化したのが、ETC2.0なんです💡
ETC2.0の強みは「情報通信」と「経路判定」。
単なる料金精算ツールではなく、安全・効率・経済性をトータルでサポートしてくれるシステムになっています。
🟪 注意点とよくある勘違い
ETC2.0は便利でおトクだけど、なんでも割引されるわけじゃないんです。
よくある勘違いや注意点をチェックして、安心して使いましょう😉
⚠️ ① すべての高速道路で割引されるわけではない
ETC2.0の割引は、特定の道路・区間に限定されています。
たとえば圏央道や東海環状道では適用されますが、
すべてのNEXCO路線で割引があるわけではありません。
💡 走行エリアによっては通常ETCと料金が変わらないこともあるので、
利用前に公式サイトで対象区間を確認しておくのがおすすめです。
🔁 ② 一時退出しても「なんでも継続」ではない
「迂回利用割引」はとても便利ですが、条件を満たさないと適用外になります。
- 一般道の走行時間が2時間を超える
- 高速とは関係のない場所へ遠回り
- 一般道経由が明らかに長すぎる
このような場合は通常のETC同様、別走行として扱われます。
⚙️ ③ 車載器の再セットアップが必要な場合がある
中古車や車載器の載せ替えをした際は、
**再セットアップ(再登録)**を行わないと割引対象外になることがあります。
これは車両情報と車載器情報を一致させるための手続きで、
ディーラーやオートバックスなどで再設定可能です。
🕓 ④ 深夜割・休日割は別枠
ETC2.0でも、時間帯割引(深夜・休日など)は通常ETCと同じ。
つまり、「ETC2.0限定割引」と「時間帯割引」は別々に適用されます。
どちらも対象になる場合は、自動で最も有利な方が適用されます。



“2.0なら全部安くなる!”って思いがちだけど、
実は条件付きのおトクなんだよ🐬
でも正しく使えば、ドライブ代がしっかり節約できる〜😉
🏁 まとめ
ETC2.0割引はまだ対象区間こそ限られていますが、
長距離ドライブや渋滞ルートをよく使う人にとっては、確実におトクな制度です。
ポイント | 内容 |
---|---|
✅ ETC2.0とは | 通常ETCに通信機能をプラスした新システム。渋滞情報や経路判断も可能。 |
🚗 限定割引あり | 圏央道・東海環状道など、一部区間で約20%OFFの特典。 |
🔄 迂回利用割引 | 一時的に降りても、2時間以内に再流入すれば通し料金扱い! |
⚠️ 注意点 | すべての道路が対象ではない。車載器の再セットアップも要確認。 |
🐬 ポイント | 正しく使えば、長距離ドライブほどおトク! |



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せっかくなら“使わなきゃ損”の割引を、しっかり活用していこう☝️
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※この記事は、2025年10月時点の各NEXCO公式情報をもとに「くるまSA」が独自にまとめたものです。
実際の割引内容・対象区間・条件は変更される場合があります。
最新の情報は、NEXCO各社の公式サイトをご確認ください。
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