車検って本当に必要?理由と軽・普通車別の費用目安&節約ポイント

「車検ってなんで必要なの?」「費用ってどれくらいかかるの?」
そんな疑問、この記事で一気に解決します。
車検はただのお金のかかる行事じゃなく、安全に車に乗り続けるための大事なチェックポイント。
くるまSAが、軽自動車・普通車別の費用目安、費用の内訳、安くするコツまでわかりやすく解説します😁
この記事を読めば、次の車検に向けて不安ゼロで準備できますよ👍

目次

❓ 車検って必要?

車検は「自動車検査登録制度」の略で、国が定めた安全・環境基準を満たしているかを定期的に確認する制度です。

いるカー

正直・・・ちゃんと動くなら別に良くない…?

🔶 主な目的

車検は、ただのお金のかかるイベントではなく、車の健康診断+社会のルールチェック
ざっくり言えば、**「安全・環境・法律」**の3つを守るための制度です。
「まだ走れるし…」は自己判断。国がOKを出して初めて公道を走れるんです。

🔹 安全性の確保

  • ブレーキ・タイヤ・ライトなどがちゃんと動くか確認
  • 不具合があればその場で修理または交換
  • 例えるなら…車の“運動会前の体力測定”
     → 走る前に足がもつれないか、視界がちゃんとしてるかをチェックする感じ

🔹 環境保全

  • 排ガスや騒音が基準内かどうか測定
  • 基準を超えると環境に悪影響、他の人の健康にも影響
  • 例えるなら…マフラー音はスピーカーの音量制限
     → 爆音ライブ並みだと近所迷惑&ルール違反

🔹 法律遵守(公道走行の許可)

  • 車検は“走ってもいいよ”の許可証
  • 有効期間:新車は3年、以降は2年ごと(軽も普通も同じ)
  • 切れたら即「無車検運行」という法律違反
  • 例えるなら…USJの入場券
     → チケット切れてるのに乗り物に乗ったら即つまみ出される

車検がないとどうなる?

車検が切れたまま車を走らせることは、「無車検運行」と呼ばれ、法律で禁止されています。
「ちょっとコンビニまで…」のつもりでも、見つかれば即アウト。
さらに、自賠責保険も切れている場合はダブルパンチの罰則
です。

🚨 無車検の主なリスクと罰則

状態主な内容罰則・ペナルティ
無車検運行有効な車検がない車で公道を走行6か月以下の懲役 または 30万円以下の罰金、違反点数6点、免許停止
無保険運行(自賠責切れ)自賠責保険が切れた状態で走行1年以下の懲役 または 50万円以下の罰金、違反点数6点、免許停止
両方切れ車検+自賠責保険切れで運行上記の罰則が両方適用、実質免許取消レベルの重さ
任意保険車検切れ=任意保険も無効になる可能性大事故時は自己負担(数百万円〜億単位の賠償も)
車検と自賠責保険の関係
  • 車検を受けるには、有効な自賠責保険が必要
  • 車検の有効期間は、自賠責保険の加入期間でカバーされている
     → だから、自賠責保険の期限が切れてたら車検も通せない
  • 実務的には「車検が切れてる=自賠責も切れてる」状態になりやすい
いるカー

基本、自賠責と車検はセットって考えでOK🙆

違反に関する記事はこちら👉 違反ごとの罰金・点数一覧表
            👉 点数制度の解説

🔹 実際に起きやすいケース

  • 「車検切れに気づかず」数日間走っていた → パトカーに止められ即免停
  • 車検切れ+保険切れで事故 → 全額自己負担、廃車+借金コース
  • 動かしていない車を“ちょっとだけ”移動 → その距離でも検挙対象

🔹 有効期間

  • 新車:初回は3年
  • 中古車:2年ごと
    (軽自動車も普通車も同じ)
いるカー

“車検切れでちょっとだけ…”はNG!数メートルでもアウトだよ〜

🔧 車検の流れ

  1. 予約(整備工場・ディーラー・運輸支局など)
  2. 点検・整備(不具合があれば修理)
  3. 検査(ライト、ブレーキ、排ガスなど)
  4. 更新手続き
  5. 車検証とステッカー受け取り
STEP
予約 📅

ディーラー・整備工場・運輸支局(ユーザー車検)から選んで予約

必要書類や車両情報も事前に準備

・例え:「旅行行くのに宿を取る」感覚。行き当たりばったりは危険

STEP
点検・整備 🛠️
  • ブレーキ・タイヤ・ライトなど、保安基準を満たしているか確認
  • 消耗品は交換、異常があれば修理
  • 例え:「運動会前にゼッケン付けて靴ひも結ぶ」イメージ
     → 本番でコケないように準備する
STEP
検査(本番)🔍
  • 灯火類・ブレーキ・排ガス・速度計などを機械でチェック
  • 合格すれば次の工程へ、不合格なら整備して再検査
  • 例え:「学校の身体測定」
     → 身長や体重だけじゃなく、視力や聴力も全部チェックされる感じ
STEP
更新手続き 📝
  • 車検証の更新、自賠責保険の確認
  • 合格印をもらえば公道デビューOK
  • 例え:「免許の更新と同じく、証明書を新しくする時間」
STEP
ステッカー貼り付け(完了!)🚘✨
  • フロントガラスに新しい車検ステッカーを貼る
  • 例え:「ライブ参戦証明のリストバンド」
     → これがないと会場(公道)に入れない
いるカー

車検は“クルマの通行許可証”。合格印がないと道のステージに立てないよ〜

🔹 車検の有効期限と前倒しルール

  • 車検は有効期限の1か月前まで…というのが昔のルール
  • 2020年4月から、2か月前から受けられるように変更された
  • 早めに受けても、有効期限は短くならない
     → 例えば、期限が10月末なら8月1日に受けても次回の期限は「2年後の10月末」

🔹 早めに受けるメリット

  • 混雑を避けられる(3月・9月など繁忙期を外せる)
  • 部品交換や修理に時間がかかっても余裕がある
  • 予定や長期旅行の前に安心して準備できる

🔹 車検を受ける場所の種類

車検方法特徴費用目安
ディーラー車検信頼性・保証が高い高め
民間整備工場車検柔軟な対応、費用は中程度中〜高
ユーザー車検自分で運輸支局に持ち込み最安だが手間大

ディーラー車検は費用が高くなりがち💦

いわるゆ、「車屋さん」にもさまざま店舗があるので見極めが大事👓

🔹 車検の受け方3タイプ比較

車検は同じ“合格”を目指す検査でも、受け方によって費用・手間・安心感がまったく違う。
ここでは「ディーラー」「民間整備工場」「ユーザー車検」の3つを比較します。

タイプメリットデメリット例え
ディーラー車検メーカー直系で安心・信頼度高い / 新車保証やリコールのチェックも同時 / 整備が手厚い費用が高い(部品・工賃とも純正価格) / 柔軟性は低めホテルのフルコース
民間車検(整備工場)費用が安め / 社外品やリビルト品も選べる / 作業内容を相談できる / 融通が効きやすい工場によって技術や設備に差がある / メーカー保証連動は弱い町の定食屋
ユーザー車検費用が最安クラス / 自分のペースで進められる / 車の構造や整備に詳しくなれる段取り・整備知識が必要 / 不合格時は自分で修理&再検査 / 時間と労力がかかる自炊で作るフルコース

🔹 どれがいい?

  • 新車〜保証期間内 → ディーラー車検で安心感重視
  • コストと柔軟性重視 → 民間車検でバランス良く
  • 経験者・車好き → ユーザー車検で節約&スキルアップ

💴 車検の費用(内訳)

車検費用は大きく分けて法定費用と**車検基本料(整備費)**の2つ。

🔹 法定費用

  • 自賠責保険料
  • 重量税
  • 印紙代

🔹 車検基本料

  • 点検・整備・検査の作業工賃
  • 消耗品交換(必要に応じて)

🔹 追加費用が発生しやすい部品例

  • ブレーキパッド(残量不足)
  • タイヤ(溝の深さ不足・ひび割れ)
  • バッテリー(劣化・始動不良)
  • マフラー(排気漏れ)
  • ベルト類(亀裂・摩耗)

🔹 費用の目安

  • 小物部品(ワイパーゴム等):数百〜数千円
  • 消耗部品(ブレーキパッド・バッテリー等):数千〜2万円前後
  • 大物部品(タイヤ4本・マフラー等):数万円〜

🔹 車種別・費用目安表(2年車検の場合)

車種自賠責保険料重量税印紙代車検基本料(相場)合計目安
軽自動車約17,540円約6,600円1,800円30,000〜50,000円約56,000〜76,000円
小型車(〜1t)約17,650円約16,400円1,800円40,000〜60,000円約75,000〜95,000円
中型車(〜1.5t)約17,650円約24,600円1,800円40,000〜60,000円約84,000〜104,000円
大型車(〜2t)約17,650円約32,800円1,800円40,000〜60,000円約92,000〜112,000円

※金額は2025年時点の目安。整備内容や工場によって変動します。

車検基本料は「点検・整備・検査」の作業代が中心ですが、
検査で不合格になった部品は必ず交換または修理が必要になります。
これが費用アップの原因です💧

いるかー

交換部品や故障箇所が多いと高くなっちゃうんだよ💦

🛞 車検が切れると費用が増える!?

車検が有効期限を過ぎると、「継続検査」ではなく新規検査扱いになります。
手間も費用も少し増えるので、切れる前の更新がオススメです。

🔹 なぜ費用が増えるのか?

項目内容追加費用の目安
仮ナンバー・回送運行許可車検切れ車は公道を走れないため、検査場まで運ぶ許可証が必要数百〜千円
自賠責保険新たに24か月分契約(残り期間の引き継ぎ不可)17,000円前後〜
登録・検査手続き初回登録並みの書類確認・検査項目が増える数千円〜
輸送費・手数料整備工場依頼時の書類作成や回送費用工場により異なる

🔹 実際の差額

  • 継続検査と比べて数千円〜1万円程度高くなるケースが多い
  • ユーザー車検でも、仮ナンバー代+保険代などで地味にコスト増
いるカー

地味にお金かかるから、車検の期限はチェックしておこうね😉

👀 車検で見る主な項目(検査内容)

車検では、大きく外観・機能・安全・環境の4ジャンルで確認するよ。
以下は主な検査項目👇

1. 外観・表示

  • 車両番号(ナンバープレート)の確認
  • 灯火類(ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー)の点灯・色・位置
  • ワイパーの作動、ウォッシャー液の噴射
  • フロントガラスの傷やヒビ(視界に影響するものはNG)
  • ミラーの位置や破損

2. 操作系

  • ブレーキペダルの踏みしろ・効き具合
  • サイドブレーキの作動
  • ハンドルの遊びと反応
  • クラクションの音量・作動確認

3. 安全性

  • ブレーキ性能試験(前後輪)
  • タイヤの溝の深さ(1.6mm以上必要)
  • タイヤのひび割れ・損傷の有無
  • サスペンションや足回り部品の緩み・ガタ

4. 環境基準

  • 排気ガスの成分測定(CO、HCなど)
  • 騒音レベル(マフラー交換車は注意)
  • 排気漏れの有無

💡 ポイント

  • 車検は「壊れそうな部品を全部直すための検査」ではなく、「安全と環境基準をクリアしているか」を確認する検査。
  • 基準を満たしていれば古い車でもOK。
  • ただし、検査時に不具合が見つかれば整備してから再検査になる。
いるカー

“見た目は大丈夫そう”でも、光軸や排ガスで落ちることもあるよ〜。事前点検は大事!

ジャンル検査項目
外観・表示ナンバープレートの確認
外観・表示灯火類(ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカー)の点灯/色/位置
外観・表示ワイパー作動、ウォッシャー液の噴射
外観・表示フロントガラスの傷・ヒビの有無
外観・表示ミラーの位置・破損確認
操作系ブレーキペダルの踏みしろ・効き具合
操作系サイドブレーキの作動
操作系ハンドルの遊びと反応
操作系クラクションの音量・作動
安全性ブレーキ性能試験(前後輪)
安全性タイヤ溝の深さ(1.6mm以上)
安全性タイヤのひび割れ・損傷
安全性サスペンション・足回り部品の緩み・ガタ
環境基準排気ガス測定(CO・HC)
環境基準騒音レベルの確認
環境基準排気漏れの有無

💡 車検費用を安くする方法

車検は義務とはいえ、なるべくおサイフにやさしく済ませたいところ。
ここでは、安全性を犠牲にせずに節約できる方法を紹介します。
「ケチる」と「賢く節約」は別物ですよ〜。

  • ネット予約の割引を利用
  • 早期予約割引を活用
  • 不要な作業を断る(例:ワイパーゴム交換などは自分で)
  • 部品持ち込み可能な工場を選ぶ
  • ユーザー車検に挑戦(経験者向け)

🔹 1. 早割・ネット予約を活用する

  • ディーラーや整備工場では、1〜3か月前の予約で割引あり
  • ネット限定のクーポンも狙い目
  • 例え:「旅行の早割と同じ。ギリギリ予約だと高いホテルしか残らない」

🔹 2. 不要な作業を断る

  • 車検時に“ついで”で提案される作業(ワイパーゴム・バッテリー交換など)は自分でやると安い
  • 例え:「お寿司屋で『デザートもいかがですか?』と聞かれて全皿頼む必要はない」

🔹 3. 部品持ち込みOKの工場を探す

  • ネットや量販店で安く買った部品を持ち込みできる工場もある
  • ただし、工賃が割増になる場合もあるので要確認
  • 例え:「食材持ち込みOKのBBQ場。ただし焼くのは自分か追加料金」

🔹 4. ユーザー車検に挑戦(経験者向け)

  • 自分で運輸支局に車を持ち込み検査を受ける方法
  • 費用はかなり安くなるが、整備知識と段取り力が必要
  • 例え:「DIYで家具を作るようなもの。安いけどミスればグラグラ」

🔹 5. 消耗品は普段からメンテナンス

  • タイヤやブレーキパッドの交換時期をずらすだけで車検代は下がる
  • 普段から点検しておくと、まとめて交換にならずに済む
  • 例え:「歯医者で虫歯を一気に治すと高くつく。普段から歯磨き!」
いるカー

普段から小出しでメンテナンスするのがポイント💡
安いだけで選んで、あとから不具合で修理代が倍になった…なんてパターンもあるから注意ね〜😅

📝 まとめ

車検は「お金がかかる面倒な行事」と思われがちですが、実は命と安全と環境を守るための大事なチェックポイント
合格して初めて公道というステージに立てる“通行許可証”です。

車検ポイントのおさらい☝️

  • 車検は安全性・環境・法律を守るために必要
  • 車検切れ=自賠責保険切れの可能性大、公道走行は即アウト
  • 検査項目は「外観・操作系・安全性・環境基準」の4ジャンル
  • 費用は法定費用+整備費用で、軽は約6万円〜、普通車は約8〜11万円
  • 節約は賢く。安さだけで選ぶと後で高くつくことも
  • 受け方はディーラー・民間・ユーザーの3タイプ、自分の優先度で選ぶ
  • 車検は有効期限の2か月前から受けられるので、早め行動が吉

※当サイト(くるまSA)は複数の公式資料をもとに独自にまとめています。(2025年8月現在)
※情報の正確性には細心の注意を払っておりますが、内容に誤りがある可能性もございます。最新情報は必ず各公式機関の発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

🚗 管理人:サイコロ@426

車好き。できれば車好きをもっと増やしたい。
運転はわりと好きだけど、渋滞は大嫌い。雪道はめっちゃビビります。笑

運送業界の経験あり。でもプロっぽいわけじゃなくて、車をゆるく楽しんでる派。

運転中は、コーヒー・タバコ・音楽が必須セット。

説明は、友達のいるカー🐬が手伝ってくれてるので、たまにちょっとふざけたこと言うかもしれませんが、どうぞよろしく!

一緒に「ゆるく、でもちょっと詳しく」車の世界を楽しんでいこう!

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