「赤は止まれ、青は進め」…小学校でも習うこのルール。
でも運転中になると「黄色ならまだいける!」「急いでるから…」なんて、つい判断が甘くなってしまう人もいます。
しかし信号無視は、たった一瞬で命を奪う重大事故に直結する危険行為。今回は反則金・点数・事故の危険性まで、解説します。
- 信号無視の種類(赤信号・黄信号・青信号での違反ケース)
- 点滅信号のルール
- 青信号でも違反になる具体例(歩行者妨害・徐行義務違反)
- 車種別の反則金・違反点数(普通車・大型車・二輪・原付)
- 信号無視が事故を招く危険性と、そのデータ的裏付け
- 事故が多い時間帯と年代別の傾向
- 捕まりやすい場所や時間帯の特徴
- 信号無視を防ぐための5つのコツ(実践的&安全運転のヒント)
- 信号無視で得られる時間と、失うリスクの大きさ
🚥 信号無視の種類と定義
- 赤信号無視
赤信号を無視して交差点へ進入する行為。もっとも重い扱い。
- 黄信号無視
停止線手前で安全に止まれるのに進入する行為。
「黄色は急げ」じゃないんです…!
青信号でも違反になるケースも…
信号無視ではないけれど・・・
- 青信号でも違反になるケース
青でも進入時に一時停止義務を守らないケース(例:右折時の歩行者妨害)。
✅ 青信号時によくある違反例
- 歩行者妨害
→ 右左折時に横断歩道を渡る歩行者や自転車を妨害した場合
→ 普通車だと反則金7,000円・点数2点 - 徐行義務違反・一時停止義務違反(指定場所ありの場合)
→ 信号が青でも交差点や踏切などで一時停止義務があるのに無視した場合
つまり
青 → 「信号無視」ではなく、歩行者妨害や徐行義務違反として処理
赤 → 赤信号無視(2点)
黄 → 黄信号無視(2点)
🚦 点滅信号のルール
夜の田舎道や、交通量の少ない交差点でよく見かける点滅信号。
実は意外と意味を正しく覚えていない人も多いんです。
「赤だから止まる…?黄だから行っていい…?」
そんな“なんとなく運転”を防ぐために、しっかりルールを押さえておきましょう🚦
🔴 赤の点滅信号
- 意味:一時停止
- やること:停止線または交差点の手前で必ず一時停止し、安全確認してから進む
- 違反すると:「一時停止義務違反」として反則金7,000円(普通車)、点数2点
🟡 黄の点滅信号
- 意味:徐行
- やること:速度を落として、いつでも止まれるように進行(完全停止は不要)
- 違反すると:「徐行義務違反」で反則金6,000円(普通車)、点数2点
🚦 赤点滅 vs 黄点滅 の交差点ルール
- 赤点滅側 → 優先道路ではない側。必ず一時停止して、安全確認してから進入。
- 黄点滅側 → 優先道路側。徐行しつつ、交差してくる車や歩行者に注意しながら進入。

一応、黄色点滅が優先道路になるよ🟡
赤の点滅は「止まってから行こうね」
黄の点滅は「ゆっくり行こうね」
夜の田舎道で油断してると、点滅の先に警察が待ってることもあるよ…🐬どこにいるかわからないからね👮
スピード違反に関する記事はこちら👉 スピード違反の罰則・点数・反則金
飲酒運転に関する記事はこちら👉 飲酒運転のリスクと罰則ガイド
💴 反則金・違反点数(車種別)
種別 | 赤信号無視(反則金/点数) | 黄信号無視(反則金/点数) | 青信号違反(反則金/点数) |
---|---|---|---|
普通車 | 9,000円/2点 | 9,000円/2点 | 7,000円/2点 |
大型車 | 12,000円/2点 | 12,000円/2点 | 9,000円/2点 |
二輪車 | 7,000円/2点 | 7,000円/2点 | 6,000円/2点 |
原付 | 6,000円/2点 | 6,000円/2点 | 5,000円/2点 |
※反則金は現行制度の全国共通額(2025年時点)
💥 信号無視が招く事故のリアル
信号無視は、ただの違反じゃなくて“事故を引き寄せるスイッチ”みたいなもの。
警察庁や各地の警察のデータからも、その危険性は数字でバッチリ出ています。
- 交差点事故の約3割は信号無視が原因(警察庁データより)
- 横断歩道での歩行者・自転車との衝突は死亡事故率が高い
- 黄信号無視も赤信号無視と同じく危険度MAX
🧮 データで見る信号無視の危険度
- 全国で年間1万件超!
令和4年(2022年)には、信号無視が原因の事故は10,198件発生。
毎日約28件…「あ、行ける!」の一瞬が、1日のニュースになってるレベルです。
- 歩行者の死亡事故の約2割が信号無視絡み
令和3年の統計では、横断中の歩行者が亡くなる事故のうち**18.6%**が信号無視。
赤信号を渡るのは“命のロシアンルーレット”みたいなもの。
- 大阪では交差点死亡事故の約4割が信号無視
交通量の多い都市部では、黄色を突っ切った瞬間に…お巡りさん登場なんてことも。
⏰ 事故が多い時間帯&年代の傾向
- 夕方16〜18時が事故のピーク
帰宅ラッシュ・部活帰り・買い物帰りが重なる魔の時間帯。
ドライバーも歩行者も“早く帰りたいモード”で判断が甘くなります。
- 放課後の子どもも危ない!
小学生の事故は14〜16時、16〜18時に集中。信号を守っても、相手が無視してきたらアウトなので注意。
- 年代は幅広く油断できない
「信号無視=おじいちゃんドライバー」のイメージ、実は間違い。
若者もベテランも、つい「間に合う!」と踏み込んでしまう傾向あり。



車も自転車も歩行者も信号を守ろう‼️
ほんとは…当たり前なんだけどね🥺
🕵️♂️ 捕まりやすい場所&時間帯
- 右折矢印付き信号の交差点
赤矢印を無視して進む車は必ず狙われます
- 交通量の少ない深夜帯
「誰もいないし…」で入って、曲がり角に警察
- 見通しの良い大通り交差点
実は死角から監視している場合あり
🚦 信号無視を防ぐコツ
信号無視は「急ぎすぎ」や「うっかり」から始まることがほとんど。
でも少し意識を変えるだけで、防げる確率はグッと上がります。
1. 遠くの信号を先読みチェック
運転中は、手前の信号だけじゃなく100m先くらいの信号もチラ見。
色が変わりそうなら、スピードを落として「止まる準備モード」に。
歩道の信号を見ると「そろそろ変わるかも?」が予想しやすいよ💡
※歩車分離式等の例外パターンもあるので注意も必要⚠️
2. 黄色は“急げ”じゃなくて“止まれ”
黄色信号は「安全に止まれるなら止まれ」の意味。
「まだいける!」じゃなく「もう止まろう」が合言葉。
「ここの信号変わると長いんだよな〜」って時もありますが…捕まったり、事故した方がもっと時間かかっちゃうよ😭
3. 矢印信号の意味をおさらい
右折・左折専用の矢印は、矢印が出てる方向だけが進める。
赤矢印を見逃すと、信号無視と同じ扱いで2点・反則金コース。
知らない所で、ややこしい交差点、信号あるよね〜🚥特に夜間や雨の日は、矢印が見にくいから要注意❗️冷静な判断でGO🐬
4. 急ぎたい時こそ落ち着く
予定に遅れそうなときほど、判断が荒くなります。
でも、信号無視で止められたら、予定どころか免許更新にも響くかも…。
気持ちはすご〜くわかります。ただ、そんな時こそ落ち着いて😉遅れても…どうにかなります🤭
5. 信号待ちを“休憩タイム”に変える
信号待ちの間に深呼吸、音楽チェック、軽くストレッチ(安全な範囲で)。
とりま、コーヒータイムだよね☕️スマホタイムじゃないからね‼️😡
スマホ違反に関する記事はこちら👉 スマホ違反の罰則・点数解説



赤は「止まってね」、青は「どうぞ」、黄色は「急がないで」って意味だよ。
「あとちょっと…」が一番危ない!信号はみんなを止めるためじゃなく、守るためにあるんだよ。
📌 まとめ
信号無視は点数・反則金の負担だけじゃなく、事故のリスクも極大。
しかも違反歴は免許更新にも影響します。
信号無視で得られる“時間の貯金”なんて、せいぜい数十秒。
でも、その一瞬が事故につながったら…取り返しはつきません。
罰金や違反点数だけで済めばまだマシ。
もし人を巻き込んでしまったら、あなたの人生も、相手の人生も、大きく変わってしまいます。
急ぎたい時ほど落ち着いて、
「安全に止まれるなら止まる」
この基本ルールを忘れないでください😉



目的地に1分早く着くより、無事に着くほうが100倍大事だよ🚦🐬


※当サイト(くるまSA)は複数の公式資料をもとに独自にまとめています。(2025年8月現在)
※情報の正確性には細心の注意を払っておりますが、内容に誤りがある可能性もございます。最新情報は必ず各公式機関の発表をご確認ください。
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